家でトマトをスライスすると分厚いスライスですが、
職人が製作した包丁を使うと、超薄ーーーーーくスライスできます。
ホント驚きです。
職人が作った包丁を販売するのが「株式会社世界へ」です。
社名の通り世界に向けて、ネットショップとリアル店舗で事業展開されています。
海外展開するにあたって、お手本となる企業です。
・ネットショップ http://www.japanny.com
・リアル店舗 ポートランド https://www.seisukeknife.com/
成功する事業をされる方って、ホントにターゲットが明確で、アプローチ方法も的確です。ネットショップだけをしていると誰がどんな理由で購入したというのは、意外とわからないものですが、リアル店舗を持つことで、顧客の顔が見えニーズもわかります。
これってとても重要です。
しかしながら、最初からリアル店舗は、上手くいったわけではないとおっしゃっていました。最初は売れない日々が続き、赤字に、、、。
福井県の包丁職人さんが一肌脱ぎ、ポートランドのお店でイベントを開催することになりました。マグロの解体ショー。ポートランドでは珍しいイベントだったこともあり、地域の話題になります。このイベントがきっかけとなって、地域で信用を得て波及していったというのです。
イベントで活用したのがSNS。解体ショーをライブ中継したらすごいアクセスになったそうです。メディアにも取り上げられて、認知度向上。
メディアに取り上げられたからと言って、最初から数万円~する包丁がバカスカ売れるわけではありません。地域の人達は興味があり関心もあったと思います。しかしよくわからない。それが地域の心情だったことでしょう。
日本の職人がサポートする信用のおけるお店。というのがブレイクポイントだったと私は感じました。
ちなみに
SNSというとフェイスブックにツイッター、インスタなど様々なタイプがありますが、活用されたのはインスタです。
その理由は明確です。
1つは経営者自身に合っていたこと、
もう1つは、職人が製作した包丁が見事であり
写真が美しいことです。
インスタ映えと継続できること
これって重要です。
インスタで映像を作るのも簡単です。
トマトをまな板の上に置いて、包丁で超薄いスライスを撮影するだけ。
コメントはほとんどなしでも、見たらスゴイことがわかる。
一見したら、包丁の凄さがわかる。
これも大切です。
このような取り組みが評価され、インスタ映えする写真を、地道に投稿することによって、インスタにはスゴイ数のフォロワーがついています。
インスタは世界発信が簡単にできる。
職人技の包丁が世界へ。そんなお手伝いをされているのだと感じました。
これから起業する方、事業が軌道にのっていなくて事業化を目指す方にとって
参考となることばかりです。
ビジネス上のポイントは、ミライクのワークショップで
お伝えしていきます。
ご興味があればご参加いただければ、ありがたいです。
ミライク・ビジネスカフェ大津
・一歩を踏み出そうとしてる女性に伝えたい挑戦の準備