商品を売るのではなく「時間を売る」
舩越英之7:24
カップヌードルにUFOといえば日清食品さん。日本で55億食、世界で1000億食食べられている、日本で生まれた世界食がカップラーメンです。
しがビジネスマッチングin近江八幡で、元 日清食品ホールディングズ 知財部長 加藤正樹氏の後援で司会を務めさせていただきました。
これから創業する方にとって、参考になることもたくさんありました。
ポイントは以下の通り
・アイデアは考えているだけではダメで、特許などカタチにすること
・工業製品にしなければならない
・売れるものであること
お湯を注ぐとラーメンができる。開発の苦労の末の商品であり、ここには特許がありますが、特許だけでは商品は売れません。当時、業界の方からはあまり評判はよくなかったそうですが、主婦からは絶大な人気を得ていました。そこには、商品を売るのではなく「時間を売る」という顧客価値があったのです。
食事を作るのには、なんだかんだと約1時間がかかります。それを3分で済ませることができるのは、主婦にとってとても嬉しいことです。「時間を買う」ということなのです。
そんな話を聞き、商品を売るのではなく、お客様にとっての価値を売るとはどういうことなのかを改めて考えることができたのではないでしょうか。
これは起業時の話だけではありません。事業をする上で重要なことです。